エルセーヌ

エビガライチゴの育て方

蝦殻苺(エビガライチゴ)とは

バラ科キイチゴ属の植物で在来種の野生の苺です。
半蔓性の落葉低木で茎には毛と棘を生やし触ると結構痛いです。
実の見た目が海老の殻のようなのでエビガライチゴという名前が付いてます。
北海道から九州まで分布し山麓に自生しますが最近はあまり見られなくなった希少種です。
味は木苺の中でもトップクラスです。

育て方

生育環境 日向(半日陰でもOK)
花期
結実期 晩春~初夏
難易度

日当たりがよく風通しが良い涼しい場所が最適です。

鉢植えでも栽培可能ですが成長が早いので地植えでの栽培が最適です、ある程度肥沃な土を好みます。化学肥料の過多はツルボケして着果しない事がありますので注意して下さい。

山地に自生する植物ですので肥料は腐葉土を好みます、土にすき混むようにして追肥してあげましょう。

つる性の植物は伸びるのが早いです。支柱では長さが足りない場合がありますのでフェンスなど蔓を巻ける場所で地植えしましょう。

増やし方

根が広がりどんどん増えていきます。春先に根元から新しい芽が出てきたら株分けしてあげると、さらに良いでしょう。
エビガライチゴ新芽

我が家のエビガライチゴです。
エビガライチゴ
冬の間に蔓の部分は全部枯れるかと思いましたが寒さを耐えてくれて大部分が枯れずに残ってました。
庭の東側(半日陰)に地植えしてみました。
柵に絡みつかせれば棘で防犯にもなります。

去年は太く成長してくれましたが実は1個もなりませんでした。
今年は実ってくれるかな(^^;)

 去年の秋に地中に潜った蔓の先端から新芽が出てきます。
エビガライチゴ新芽

晩秋~初冬

株の周りの土に緩効性のある肥料を鋤き込んであげます。自然に近い環境だと腐葉土が良いのでしょうけど、鶏糞のほうが安いので鶏糞を鋤き込みました(^^;)
発酵性の肥料なので緩効はあるでしょう。


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